Aloha.
きょうは七夕
こども園では七月に入って笹を飾り、短冊に願い事を書いて、七夕のうたを歌って
今日、この日を心待ちにしていた。
ワタシも今までと違った気持ちで七夕を迎えている。
このわくわく感は、幼い頃に感じていた時と何だか似ていて、
すごく懐かしい。
気付けば季節の行事なんて何とも思わなくなっていた時もあって
教師になって、子どもを取り巻く環境では日常の行事をとても大事にしていて
けど、日々の忙しさに揉まれてワタシにとってはその行事は“仕事”のひとつになっていた。
そんなことをふと思い出した。
でも今は違う。以前のワタシとは違う心の変化に気付く。
こども園にたくさんの笹を飾って、色とりどりの短冊には
「りんごがりんごでありますように」って子どもの願い、
「気球に乗ってみたい」お母さんの願い、
「カッコいい車に乗りたい」父さんの願い、
「宝くじが当たりますように」おじいちゃんの願い、
「いっしょうしにませんように」お兄ちゃんの願い、
「みんなが笑顔で幸せでありますように」…
ひとつひとつの大好きな家族が想う願いが、飾られて、そんな願いに囲まれて
幸せな日々を過ごせた。
そして、お昼ご飯は七夕特別メニュー
心のこもった玄米のちらし寿司とそうめん汁。
優しい美味しい味に笑顔が溢れる。おいしいね、おいしいねって言いながら。
だから、今日は曇り空だったけど、
何度も夜外に足を運んで天の川を探した。
星を見た。きっと子どもたちも同じ夜空を見ている。
日常が少し華やぐ程度の小さなおまつりだけど、
すごくすごく幸せだった。